ヤシャブシ緑
 カバノキ科ハンノキ属。樹皮は灰褐色で、若いときには横長の皮目が目立つ。老木になると、不規則に割れ剥がれる。葉は互生し、葉身は狭卵形で基部は円形。細かい重鋸歯がある。葉裏に毛が多いものをミヤマヤシャブシと言う。分布も形態もほとんど同じ。雌雄同株、雌雄異花。3月頃、葉に先立って、花を開く。雄花序は無柄(ヤシャブシの特徴)で、枝の先の方に1〜5個付く。雄花序は開花すると、下垂する。雄花序より下の葉腋から雌花序が出る。1つの芽から1〜2個の雌花を斜上させる。開花とほぼ同時に展葉するため、ハンノキに比べて観察がしにくい。果実は、若いときは緑色の球果。このゴツゴツの球果の形状を、夜叉に見立てたと言われる。ヤシャブシ、ハンノキの仲間は梢もよく似ている。ヤシャブシは、雄花序に柄が無く、枝先まで着いている、ことで区別できる。つまり、雌花序は雄花序より下に着く。オオバヤシャブシは、雌花序が上になる。
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2月
15/02/15・・4点 ・15/02/15・・4点 ・15/02/15・・4点 ・15/02/15・・4点
ヤシャブシ緑 ヤシャブシ緑 ヤシャブシ緑 ヤシャブシ緑


























 
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